お金に振り回されないように
お金の奴隷になってはいけません。お金に自分を支配させてはいけません。「お金は私が管理する。どう使うかは私が決める。たくさんのお金が欲しいけれど、私はお金の奴隷ではない。お金がなくても生きていける」と口にするとき、つまり「お金なんてどうでもいい」と心に決めたとき、お金は自然とあなたの元へやってくるのです。
お金に対して否定的な感情を抱かないでください。「お金は手を汚すものだ」「お金は悪いものだ」といった否定的な考えは、お金をあなたから遠ざけてしまいます。あなたは、お金を愛する気持ちを持って、自分の方へ引き寄せることができるのです。お金を愛する人は、一般的に「金に目がくらんでいる」とか「欲張り」だと言われますが、私が言っているのは、そのような愛のことではありません。
努力が必要だ
「金に目がくらむ」ことと「お金を好きになる」ことには違いがあります。「お金を好きになる」とは、お金に対して前向きな感情を抱くことです。一方、「金に目がくらむ」とは、お金が何よりも、誰よりも大切だと考えることです。 金に目がくらめと言っているのではなく、お金に対して前向きな感情を抱いてほしいと言っているのです。「アイシェは悪い人だ、男を台無しにする、アイシェがいる環境は悪い」と言った場合、あなたがアイシェに好感を抱けないのと同じように、アイシェもあなたに好感を抱くことはできません。この二つの状況は同じです。お金の存在や、私たちの生活におけるその重要性を認め、尊重すれば、お金は自然と私たちの元へやってくるのです。
お金は、時には天から降ってくることもあります。宝くじや抽選、遠い親戚からの贈り物など……。このようにして手に入れたお金は、努力も苦労もせずに得たものであるため、「タダで得たものは無駄に消えていく」という考えから、その恩恵を十分に享受できないのです。確かに、金持ちになるためには努力が必要です。しかし、時にはお金は別の道からもやってくることがあるのです。
もし思考面での十分な基盤、つまり潜在意識の中に「努力しなくてもお金が得られる」という前向きなプログラムが根付いているなら、たとえ予期せぬお金であっても、その恩恵を受けることができます。しかし、そうでなければ、そのお金はあなたの手元から消えてしまいます。
そんなの受け入れられない!
このようにして大金持ちになった人たちに注意してください。彼らの多くは、不幸であるか、そのお金をどう使えばいいかわからず誤った選択をしてしまったか、あるいは周囲の人々に騙されてしまったかのいずれかです。平屋建ての家の基礎を築いて、その上に高層マンションを建てようとすれば、建物は崩壊してしまいます。この状況も同様です。崩壊した時には、手元に残っていたたった一軒の家さえも失うことになるでしょう。
お金や富を得る準備をしておきましょう。さもないと、お金の存在を受け入れることができません。これは、一攫千金を手にした人々にも当てはまります。突然大金を得た人々は、お金によって得た機会や社会的地位を受け入れることができません。彼らが昇りつめた環境に比べ、場違いなままになってしまうのです。努力せずに稼いだお金であるならば、そのことを自覚し、この状況をどう受け入れるべきかを理解しておく必要があります。 自分に巡ってきたお金には、常に良い理由があると考えて、より分かち合う姿勢を持ちましょう。お金がもたらす力を受け入れつつ、周囲の人々も力づけてください。分かち合えば分かち合うほど、より多くのお金が戻ってくるだけでなく、お金に対する認識も変わっていくでしょう。
